誰にも嫌われることがない中煎りの嫌味のないブレンドコーヒー。素晴らしく美味しいわけではないが、自宅の賓客にこの豆でコーヒーを出しても、普通に美味しいと思ってもらえるようなコーヒー。悪くいうと普通のコーヒー。
全体的にバランスがとれているが、上品なさっぱりとした酸味が少しだけ効いてるので、軽やかなマイルドな印象を与えてくれる。その点紅茶を飲むような感覚。
フレーバーにはナッツ、チョコレートをかんじられる。嫌な酸っぱい酸味や苦味は全くなく、だからこそ誰でも嫌うような味わいではない。ただ甘さや目立ったフレーバー、後味の心地よさも特になく、目立たず品を少しだけ演出するような迎賓向けの裏方のコーヒー。
個人的には特徴にかけ、悪くはないが、好きな味わいではない点と平凡なところから、2.5-3のスコアで3ではないので2をつけている。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べたが共にほぼ同じような味わいになる。ハンドドリップは若干酸味がとれやすく、スッキリ感が増し、プレスは後味の余韻がより太く長い。