WBCをはじめ、JBCでもトップバリスタが近年注目しているシドラ!個人的には以前さらっと味見した程度でちゃんと飲むのは初めてでした。
一番ざっくりとした感想は、全くもって非常にバランスが整った味わい。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べましたが、それぞれ味わいが異なり、違いがありました。
個人的に好みなプレスの味わいは一口目パパイヤのフレーバーがあり、今までコーヒーで感じたことがないほど丸みのある優しいあじわい。二口目以降はその味に慣れてきて、バランスのとれているのもあり、適度な濃さのほうじ茶を飲んでる気分にかられる。バランスがよく、多少酸味があるものの、甘さが全体をコントロールし切っている印象。強烈と表現するほどではないが、コーヒーの中では甘さが十分に出ている。
ハンドドリップでは、淹れ方があまり上手くなかったのか、プレスに比べると明るい酸味が強く、甘みのあるグレープフルーツを感じられました。苦いグレープフルーツではなく、グレープフルーツの果肉部分に蜂蜜をかけて食べるようなグレープフルーツを想像する。しかし、やっぱしこちらも甘さが全体をコントロールしきっておりバランスは良好。
ちなみに、コーヒー豆を粉の状態にしたアロマはバナナで、心地よい香りが楽しめます。
コーヒーのイメージとしては、至って普通の少年を思い浮かべる。ただ見た目は普通の少年なんだが、詳しく見てみるとポテンシャルがすごく中身が驚くような少年なのかなって印象。
期待感が上回り、美味しいし十分スコアに4はつくが、感動して1年後も覚えているような味わいかというとそうではなくて、つけても4.5なのかなと思う。甘さも4.5で4をつけた感じ。5まではいかないかな。確かに甘いし、バランスが甘さによってとれているが。
(答え合わせ)
「ドライマンゴーや蜂の巣をそのまま齧っていると思ってしまうような甘さ、味噌を思わせる発酵感やバターの様な滑らかな質感は新感覚。」(商品説明)
ドライマンゴーはドンピシャではない気がするが、蜂の巣をそのまま齧るはわかりやすい。ただ期待感が上がってしまうし、齧ったような口に広がるジューシーな甘さではないかな。
味噌とバターはわかりにくくあまり感じられないかな。。>_<
シドラを水出しにしてみました。
水出しにしては甘く、ウィスキーを思わせるような香りと味わいがある。少しフルーティで、リンゴを足した水割りウィスキー感。スタバのウィスキーバレルエイジドのコーヒーの水出しに近さを感じるが、もちろんそれよりかは薄い。ただ、後味にドライさが非常にあり個人的には苦手。
ただ、冷たい牛乳と割ると、コーヒーの持つ甘さが牛乳の濃厚さを引き立ててくれて美味。アイスクリームとも合うかなと思ったが、アイスは少しケンカ。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。