水出しコーヒーを試してみた。
カラメルやブラウンシュガーを感じるような王道の水出しコーヒーの味わい。甘さもあるが、後味にドライさがややあり、水出しにしてもいいが、他の淹れ方の方が個性が出やすいかも。

ミルクチョコレートを口の中で溶かしながら食べてるような優しいなめらかさが味わえる丸く、優しい飲み口のコーヒー。
イメージで言うと、濃いめなチョコレートケーキとコーヒーを一緒に食べてみたときのチョコレートが溶けて、なめらかになる味わいをコーヒー1杯だけで感じられるような滑らかさ。
フレーバーはブラジルらしく乏しく、ミルクチョコレート、後味のニュアンスにカシューナッツのオイルを伴いながらもさっぱりとした印象がある。
スコアは0.5がつけられるなら、3.5をつけたいような3.8くらいの4。

ハンドドリップとプレスで飲み比べた。ハンドドリップはスッキリ感が大きい割合を占めてしまい、少し物足りない。プレスは滑らかさと丸さや優しさがうまく引き出され、このコーヒーをより美味しく感じられる。

エスプレッソで抽出
粉量18.6g 抽出時間16sec 抽出量31g
粉量17.6g 抽出時間25sec 抽出量29g

カシューナッツ
1口目はバランスよく感じ、スッキリとしたクリーンな味わい。2口目以降苦味が増し、全体のバランスを崩している。苦味が支配的。1口目はカシューナッツナッツのニュアンスでクリーンフィニッシュ。2口目以降はカカオニブ、焼き芋、スモーキー。
ライトウェイト、シルキーテクスチャ、ショートフィニッシュ