毎年発売されるクリスマスブレンド3種のうち、まずはエスプレッソロースト。
うる覚えでは去年の味わいの中では1番好みだったのがこのエスプレッソ ロースト。
今年は少しビターで、深さを感じられる味わい。去年は「エスプレッソ」の名前が似合わないほど飲みやすかったが、今年はエスプレッソの名前がつくほど、深い焙煎。
ただ、エチオピアが入ってるのか、後味にどことなくフローラルさがかすかに感じられ、明るさがフィニッシュに少しあり。
フレーバーにはダークチョコレート、フローラル。
コロナで世の中が少し落ち込む中、深めの一杯飲んで、リラックスして、後味にあるかすかな明るさで、少し前向きになろうよっていうスタバのメッセージなのか。
コーヒーのイメージは、クリスマスツリー。飾りのついていない深い緑色のクリスマスツリーだが、後味の明るさが、てっぺんにだけスターが乗ってる様を思い浮かべる。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。このコーヒーはどちらで淹れてもほとんど同じ味わいで楽しめる。ハンドドリップの方が若干後味のエチオピアっぽい明るさが強く感じられる。プレスの方が、深めなコーヒーが好きな人向け。後味のエチオピア感をあまり感じない。冷めてくると、プレスの方が飲みやすく、コクを楽しめる。
スパイスのような風味とモラセス(糖蜜)のような甘みやコクが特長のコーヒーです。ラテンアメリカとアジア/太平洋産コーヒーに、サンドライド エチオピアと希少なエイジドスマトラコーヒーをブレンドし、エスプレッソ ローストのレベルまでローストしました。優雅で厚みのある味わいが楽しめます。
キーワード:BOLD(厚みのある) DECADENT (優雅な)
相性のよいフレーバー:ダークチョコレート、ベーキングスパイス
クリスマスブレンドをエスプレッソ ローストにした深煎りコーヒー。
クリスマスブレンドより濃く深く、苦味もままあるが、苦いと感じるよりも、味わい深さの中に感じるもの。どっしりしたボディに、後味にかけてはふんわりとしたまろやかさと、ロースト感のある甘さが楽しめる。
クリスマスブレンドは苦さを結構感じるが、このエスプレッソ ローストはいやと感じるほどはなく、ロースト感のある深みを楽しめる大人な味わい。
フレーバーはカラメル、焦がした砂糖、ロースティに、少しバーントとバター。
コーヒーのイメージは大人で、口髭をはやしたダンディなおじさん紳士を思い浮かべる。飲む時間帯は朝から飲むと言うより、パーティでご馳走を食べ終わった夜に、暖炉を見ながら飲みたい。
ハンドドリップとプレスだとハンドドリップは全体の味わいがよりしっかりし、深さがより明確になる。プレスはすっきりとして飲みやすい。
今年のクリスマス エスプレッソは少し苦味があり、大人な味になった気がする。去年はエスプレッソと題していても、コクが深いリッチな飲みやすい味わいだった気がするが、今年はハーブやスパイス、ビターなテイストが特徴のコーヒーになった。
苦めな味わいが好きな人には好きになる味だと思う。