インドネシア マンデリン リントン。
多分に漏れず、このマンデリンも深めな味わい。ただ一般的なマンデリンに比べると深さの中にある甘さが非常にわかりやすく甘い。苦くはないが。深い。
フレーバーにはアーシー、ドライマンゴー、全体を通してのイメージはカラメルwithダークチョコレート。甘さがあるので、全体的にクリーミーな後味の印象。
今日は朝起きた瞬間から何故か、戸棚に寝かしていてまだレビューしていなかったこのマンデリンを飲む気分だった。マンデリンの深いコーヒーってたまに飲みたくなる。この深い味わいは個人的には毎日飲みたくなるような味わいではないが、たまに自分自身について考えたり、または雨の日にしみじみと飲みたくなる。深い味わいのためゆっくり飲むから、考え事しつつ飲むのにぴったりだし、深い味わいに少し救われるところもある。大叔父、おじいちゃんのような存在。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べてみました。ほぼほぼ同じような味わいには淹れられる。プレスの方が甘みが強く感じられやすい。ドリップは明るさはあるが、少しキリッとした苦さがあるかな。
(答え合わせ)
「艶やかなカラメル感とともに、チョコレートや黒蜜の甘さ、ブルーベリージャムを感じます。ハーブやスパイスの香りがほのかに清涼感を感じさせる、とても立体感のある味わいです。ベルベットのように滑らかな質感」「EARTHY、BITTER CARAMEL、BLUEBERRY、MINT、VELVETY」(公式商品説明より)
黒蜜やブルーベリージャム感はわかりにくい(でも言われるとなんとなくそうとも言えるし、そう思ってしまう)が、覚めてくると艶やかさが出てくる。この艶やかさが何かなって考えると、ミントなどのハーブの中では華やかさがあるところの華やかなものなのか、ブルーベリージャムに見られる少し色鮮やかさなのか判断に迷う。冷めてくると少し艶やか。ハンドドリップの方がもしかしたらブルーベリージャムはわかりやすいかも。プレスはミントの清涼感がわかりやすい。