残っていたものでドリップも試してみた。(ただ粗挽きでひいてもらったもの。)
ドリップにしてるときに香りが飛ぶのか、コーヒー自体は他のどの淹れ方よりもウィスキーの味わいは控えめだが、その分他の淹れ方よりもまろやかで飲みやすい味わいになっている印象。
ドリップの方がウィスキー樽で寝かされたことで生まれるコクやまろやかさ、甘さが引き出され個人的には1番好き。
フレーバーは果実酒、赤ワイン、ビターチョコレート、カカオ。ナチュラルプロセスのコーヒーのような特別な味わいで、それでも飲みやすい。後味にかけて、上質なカカオニブのようなビターさが少しあるが、心地よい。
バレルエイジドコーヒーを水出しにしてみた。
2種類の方法で抽出した。
<レシピ1> コーヒー豆20g、粗挽きをコーヒープレスに入れ、水は適当に豆10gに対して100mlの割合で約200ml入れ、冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。
一口目ウィスキーの香りを非常に感じるが、コーヒー自体は通常の水出しコーヒーのような味わいで酸味も嫌な苦味もない。ただ逆に、ウィスキーの香りの後に飲むせいか水出しにしては少し苦味が強調される。
<レシピ2> コーヒー豆20g、粗挽きをコーヒープレスに入れ、水は適当に豆10gに対して60mlの割合で約120ml入れ、冷蔵庫で15時間ほど寝かす。24時間後抽出し、2倍で希釈。
こちらのやり方は店頭で教えてもらった。
こちらの方が長く浸けているが、逆にウィスキーの味わいは抜け、強くどっしりとした味わいの水出しになった。
コーヒーの味わいを楽しみたいならこちらのレシピ2を推すが、バレルエイジドのコーヒーらしく、ウィスキーをより感じるならレシピ1の方が香り高い。
<ロースタリーで、バレルエイドコーヒーコールドブリュー>
東京のロースタリーのメニューにも、バレルエイジドコーヒーのコールドブリューがあり、値段は1杯1200円(税抜)。
瓶に入ったバレルエイジドコールドブリューをオンザアイスで楽しめる。ウィスキーの香り高く、アルコール入ってないのと思うが、非常に甘く、ウィスキーの味わいとコーヒーのハーモニーを楽しみながら味わうことができる。
こちらは甘いシロップが入っているそう。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。
ウィスキー樽で寝かしたコーヒー。完全にスペシャルティコーヒーではなくフレーバーコーヒー。
ウィスキーとコーヒーを混ぜたアイリッシュコーヒーなどはコーヒーとウィスキーが苦味を引き立てているような印象があるが、
このバレルエイジドはコーヒーとウィスキーがうまく引き立てあっている。
1番に来るのはウィスキーの香りや味わいだが、そこにコーヒーのほっとする味わいや甘さが加わる。
後味にかけて甘さがあり、冷めてくると後味に少し麦茶のようなフレーバーがみられる。
しかし非常に贅沢な一杯。
コーヒー豆の状態で、ウィスキーか!っていうくらいの強烈なウィスキーの香りが漂う。挽く豆やお湯を淹れると漂うウィスキーの良い香り。香りはウィスキー。
コーヒーの味にはウィスキーやアルコールの味はそんなにせず、ウィスキー入りのチョコレートを食べてるような味わい。バーボンの樽の良い木の香りが感じられる深いコクが味わえる。非常にリッチで、今までのコーヒーでは味わえない味で驚きがある。
非常に美味。おすすめ。あわよくば、ロースタリー東京の雰囲気のある場所で飲むのをおすすめ。