標高1580mのブエナビスタ エステートで生産されたウォッシュドのコーヒー。
フローラルな香りに、ピーチのような明るいストーンフルーツを思わせるボディ、柔らかい口当たり。
コーヒーが温かいうちは、後味にキュッとした苦さが残る。個人的には後味の苦さが残念。フローラルで、ストーンフルーツ感のあるコーヒーなので、甘さでフィニッシュして欲しかった。甘さはあるが、乏しい。コーヒーの温度が少し冷めてくると、苦さは和らぎ、相対的に甘さと柔らかさを感じられるようになる。
このコーヒーは非常に優しく、女性的。保育園や幼稚園にいる、小さい子供を優しく扱っている保育士さんのような優しい味わい。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。ハンドドリップはフローラル感が若干強く、苦さもプレスに比べると感じられる。プレスは全体的に柔らかく、どちらかというと酸味がとりやすいので、ピーチのフレーバーを強く感じられる。
ボリビアのゲイシャ。ゲイシャらしい華やかでフローラルなアロマと、ピーチなどといったビビットな描写ではないがぼんやりとストーンフルーツが感じらる、非常に贅沢で潤いを感じられる一杯。
嫌な酸味は全くなく、フルーツを感じる酸味があり、苦味はほぼない。後味にかけてはストーンフルーツのフレーバーで余韻を楽しめる。比較的さっぱりとした印象をもつ。
なんといってもこのコーヒーは午後のカフェタイムでリザーブバーへ行き、だいぶリッチな気分に浸りたい時にオーダーしたいコーヒー。東京のマダムたちがランチ後に団欒しながら飲んでるカフェタイムを思わせてくれる。イメージカラーはピンク。
値段相応かというと総合評価の☆は3かなと思った。ゲイシャとして評価するともっと安くで同じような味わいを楽しめるゲイシャはあるが、ほかの品種のコーヒーと比較するとよりリッチで豊かなフレーバーは楽しめる。その点で迷うが☆は3にした。
ひと口目の印象はクリーミー。
ジャスミンやスズランを思わせるような白い花のフローラルな香りや「オレンジブロッサム」イマイチ何かは思い浮かばないがそれを思わせるかすかなオレンジの後味。竹のような豊かな余韻。少し苦味が残るが、上質なクリーミーな後味でそれを感じさせない。なめらかな一杯。
アイスコーヒーにすると、フローラルなフレーバーがよりビビッド。フレーバーが果実やお花のものは、アイスコーヒーにするとより強く感じられる。スズラン、ジャスミン。
水出しコーヒーを抽出
フローラルなフレーバーが強烈すぎて、出方はすごいが、飲むものとしては微妙。
フローラルなフレーバーに、シトラス。
ただフローラルなフレーバーが強すぎて、洗剤や石鹸を飲んでるよう。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。