ラテンアメリカらしい、キリッとした酸味に、さっぱりした後口が特徴のコーヒー。深さや苦味はほとんどない。
カフェランテのコーヒーは焙煎が上手なのか、元々のコーヒーが上質なのか、お値段にしては、後味に心地よいコーヒー感が残るのが毎回感動する。普段置き用のコーヒーにするには良質。
酸味が特徴だが、すっぱい酸味ではなく、酸味が後味をさっぱりさせるような、すっきりした味わいと言う意味での酸味。強いフレーバーはないが、カカオ、アーモンド、余韻にざっくりいうと軽いフルーツ感を思わせる。冷めてくると少し酸っぱさも感じるが、フレーバー次第にレモンやグレープフルーツを思わせる華やかさを覚える。
プレス(20gにお湯280cc)とハンドドリップ(24gにお湯320cc)で比べ飲みしたが、このコーヒーはハンドドリップがおすすめ。ハンドドリップの方が全体のバランスが整い、飲みやすい味わい。一方、プレスは少しきな粉っぽい味が出てしまう。