ブルーボトル、2021年の秋のブレンド。一口目の印象は鮮やか、ピーチ、美味。よくよく味わうと、後味にかけて、紅葉を思わせるような彩りを感じられる。
フレーバーはストーンフルーツのような優しい印象、蜂蜜がけのリンゴのような穏やかな甘さ、後味にかけて心地よくかつ彩りを感じられる苦さがあり、スパイス、シナモン、コーラ、ハーバルを感じる。
全体的にさっぱりとしていて飲みやすい。それでいながら、後半は味わい深く、秋の過ごしやすい気候の中でゆっくりと味わいたいと思わせるコーヒー。コーヒーが冷めてくると次第にスパイスやシナモンといった冬を思わせてくれるようなフレーバーが出てくる。
秋から冬にかけての季節の移ろいをコーヒーを飲みながら浮かび上がらせてくれる。最初は華やかで、まだ夏が終わった秋のはじめ。過ごしやすさを感じられつつも、紅葉のような自然の彩りを感じる。冷めてくると、冬に飲みたくなるようなドリンクを思い浮かべる味わいに辿り着く。今年ももう少しで終わりだなと感じつつも、秋を楽しめる一杯。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。比べるとプレスはせっかくの酸味が消えて、丸くなってしまう。それでも柔らかい味わいが楽しめる。ハンドドリップで淹れると酸味が綺麗に感じられ、このコーヒーが生き生きと感じられる。冷めてくると、スパイスフレーバーとともに、後味にコーラを飲んだ時の印象が残る。
エチオピア産のコーヒー豆を少し深くローストすることで、蜂蜜やキャラメルのような重厚なボディを実現。甘さを引き立てるためにコロンビア産のコーヒー豆を浅めにローストしてブレンドすることで、ハーブやりんごのような香り高い滑らかな仕上がりに。
それはまるで、夏の終わりと秋の訪れを想起させる、落ち着きをもたらす一杯となっております。
--商品説明より
水出しコーヒーを抽出
ホットコーヒーやアイスコーヒーに比べると、味は劣る
カカオやチョコレートのようなフレーバーにさっぱりとした口当たりのアイスコーヒーだが、後味にドライな印象が強い。水出しよりほかの抽出方法で飲むほうがおすすめ。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。
プレスでアイスコーヒーを抽出
リンゴのフレーバーと心地よい蜂蜜の甘さのある、優しいカラフルなアイスコーヒー。ブルーボトルらしい焙煎の柔らかい繊細な味わいが心地よい。
フレーバーはリンゴ、蜂蜜だが、後味にかけて味わいがカラフルな印象。リンゴのフレーバーは今にも蜜が垂れそうな甘さ十分なリンゴを想定。さっぱりとしているのでゴクゴクとも飲めるが、味わいを楽しみながらゆっくりとも飲める。
後味にかけての雑味、苦味、強すぎる酸味、ドライさなど嫌な味はない。