完熟な白桃を感じられ、適度にあっさりとしたコーヒー。
コーヒーというよりは、ピーチティにほどなく近い味わいで、フレーバーにはピーチ、バックグラウンドにチョコレート。
ミディアムなボディに、程よい甘さ、フィニッシュは比較的ショートだが、心地はよく、さっぱりとした印象をもらえる。
コーヒーを人に例えると女性のような印象。穏やかで、可愛げもある。印象を受ける色合いはピンクから淡い黄色。
ピーチティのような味わいで、ゆっくりリラックスしたい時間に飲みたい。また来客があった時にも出したい気品があるが、高齢な層より、若い人30代あたりまでの年齢層のお客さんが出した時に喜ばれそうな味わい。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べた。ハンドドリップは一口目からはっきりとしたピーチが感じられるが、いってもそこまで酸味は強くなく、優しい。
プレスは全体の中にあるピーチ、チョコレートのコーヒーらしい味わいの中にあるピーチを感じられる。ピーチを感じるコーヒーというよりは、全体的に柔らかい味わいのコーヒーとして楽しめる。
プレスでアイスコーヒーを淹れた
アイスコーヒーにすると、ホットコーヒーで感じた白桃感は後退し、ナチュラルプロセスの加工を受けたコーヒーらしい、生の熟したフルーツ感をより感じる。
コーヒーの味わいとしては、さっぱりとしていて、フルーツを感じつつも、ゴクゴク飲めるような明るい味わい。
甘さもあり、ローストの焙煎からくる香ばしさも後味に残り、心地よい。